\実体験/国語科教員歴・トータル約40年のわたしが「授業力」を高めるためにしたこと

\実体験/国語科教員歴・トータル約40年のわたしが「授業力」を高めるためにしたこと
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「授業力を高めるにはどうしたらよいか?」というご質問を受けることがよくあります。
私がどのように授業力を高めてきたかをご紹介します。

この記事はこんな方におすすめです

  • 自分で納得できるような授業ができない
  • ベテランの先生のように質の高い授業ができるようになりたい。
  • どうすれば授業力を高めることができるのか知りたい。

わたしの教員歴

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「国語授業の研究ノート」を運営している阿部 昇です。
国語科教員歴はトータルで40年ほど!わたしの簡単な教員歴を紹介します。(詳しく知りたい方はこちら)
20代のころ公立中学校で勤務後、私立中高一貫校へ。
30代のころ授業や講演の依頼が来るようになる。
40代のころ秋田大学で教員養成の仕事につく。その後、現在に至る。

わたしが「授業力」を高めるためにしたこと

1.とにかくたくさんの授業をみた

20代・30代のころ

 空き時間には、先輩の授業を数多く見せてもらいました
 見に行けないときは、(当時ビデオカメラがなかったため)テープレコーダーで先輩の授業を録音し、それを何度も聞いて授業方法やコツを学びました。

 学外や全国の学校にも多く足を運びました


まずは授業をたくさん見て、良いところはどんどん真似た。

2.人前で授業する機会をたくさん作った

20代・30代のころ

 研究授業など、人前で授業する機会があるときには必ず手をあげるようにしました。
 はじめはうまくいかないこともありましたが、回数を重ねるうちに自分のスタイルができあがっていきました。


授業回数を重ねることで、自分の弱点と強みがみえてきた。

3.授業研究の仲間をつくった

20代・30代のころ

 同じ学校の先生・同じ地域の先生・研究会で出会った仲間と授業研究会を作りました。忙しい中でしたが、定期的に集まって話し合いやディスカッションをしていました。


切磋琢磨できる仲間がいたことで、授業研究力が高まった。

4.全国規模の研究会に参加した

20代・30代のころ

 校内研や県内の研究会にも積極的に参加しましたが、授業力をさらに磨くきっかけを掴むために、全国規模のさまざまな研究会にできるだけ多く参加しました。


先進的な授業手法や理論を学ぶことができた。より多様な先生方と出会うことができた。

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執筆者

国語科教育研究者
国語の教師・国語科教育研究者として、40年にわたり国語授業の研究・実践を行う。全国各地の小・中・高校や教育委員会等を訪問して授業の助言・指導や講演を行なっている。